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写真家・小川義文、アートディレクター・笹川寿一、プロデューサー・宮崎秀雄の3人が始めた、
大人のクリエイティ部活動、 それがTokyo Days。

「まだまだやりたいことがある」そんな思いをカタチに。

仕事は頼まれてなんぼの世界です。でも、長年頼まれ仕事ばかりしていると、自分たちが表現したかったことが表現できているのだろうかという思いから開放されることがなかなかできません。写真家でも作家活動だけで生計を立てている人はごく僅かです。装幀家なんていうのは稀少人種であり、広告屋なんてどこにでもいます。
でも、みんな何かを表現したくてこの世界に入ってきたはずです。景気のいい時代を生きてきた我々は、景気のいい時代にいい思いをしたというふうに思われがちですが、当時はただただ忙しい毎日を何とか乗り越えてきた記憶しかありません。提案したものがほとんど採用された、そんなこともありましたが、でもそれは自分たちの表現活動ではありませんでした。
頼まれ仕事も少なくなり、多少は時間的にも余裕ができてきたので、自分たちの表現したかったことを表現することに挑戦してみよう、ただそんな思いだけで無謀な自費出版という選択をしてみました。「止めた方がいい」という貴重なアドバイスもいただきました。経済的な余裕もそれほどありませんが、自分たちでリスクを抱えて前へ進む、ごく当たり前のことですが、そんなことをやってみました。

まだまだ時間は残されている、そう思いませんか。

我々は、“Tokyo Days Production Committee” 「東京デイズ製作委員会」という任意団体として3人で活動をしています。活動と言っても、数年前から、長年お世話になった東京の街をもう一度見てみようと、NHKの「ブラタモリ」のように3人で東京散歩をしてきました。それが特に何の目的なのかはあまり考えずに、まだよく知らない街をぶらぶら散歩するだけで、我々の知らない街の表情ってたくさんあるんだということに気がつきました。
 
そんな時間を共有するうちに、まだまだ我々もやりたいことをやりきっていないのではないか、そんなことを語り始め、その第一弾として小川さんの写真集を自費出版してみようということになりました。それはごく自然に水が流れ始めたような真実の瞬間でした。
次は何をするのか、まだそれは決めていませんが、この写真集を世に出してみて、それからみなさんのお声をお聞かせいただいてから考えようと思います。まだまだ時間は残されていますから。
 
2015年1月

東京の今を写し撮る東京デイズブログ、公開中。